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職場環境について

私が勤めてきた会社の職場環境は、どこも居心地がよかったとは言えません。
足の不自由な障害者にとって、かなりの無理を強いられた職場ばかりでした。

障害者としての就職先での問題点は洋式トイレの有無や、オフィスまでのアクセス、駐車場の有無、 そして室内の環境となります。
最初の個人タクシーの無線基地では、トイレは工夫して何とか使用はできましたが段差式の和式でしたし、 勤務場所が小さな喫茶店の2階でしたので細い階段を上がって行かなければなりません。
狭い無線室は、隣の事務室に入れ替わり立代わり入ってくる運転手さんの出入りも激しい為、 常にタバコの煙がモウモウと漂っていました。 壁に貼られた紙が真っ黄色になっていた程です。
そんな空気の中で6年間を過ごしました。

職場環境について

次の外資系大企業では、完全分煙でしたのでオフィスとしては文句なく綺麗でしたが、 やはり問題点はありました。
車椅子での移動は考えられていないので床に敷き詰められたカーペット地のOA環境用のマットが剥がれて 大変困りましたし、会議室の入り口に段差があるところがあり車椅子では無理でした。
又、人為的なものとして広いオフィスのはずが通路に手荷物を置く人が多く通行に不自由しました。
こちらから口に出しにくく我慢しましたが、やはりストレスが溜まります。

松葉杖で歩く時は、床のちいさな水滴が滑って転ぶ原因になります。
トイレで手を洗った後、ハンカチで拭かないで 床に向けてふって水滴を落とす人が多く、これもまた辛いことでした。
アルバイトではそれぞれ、やはり洋式トイレと駐車場がないことに悩まされました。

職場環境には二通りあると思います。
ハードとソフト、要するに場所としての環境と対人関係や業務自身の問題です。
そのどちらにも恵まれるということは少ないと思いますが 最低限、自分が過ごしやすい環境を作ることが必要です。
特に障害者にとって遠慮は禁物です。
自分の業務を力の限り全うするには、一人で悩まないことが大切なのかも知れません。

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障害者の就職と転職〜私の経験から